あらすじ
神の力を以ってして、神そのものを討ち斃さんとした原初のヒトガタ、アダム・ヴァイスハウプトは、サンジェルマンたちの理想の源であるラピス・フィロソフィカスにて黄金錬成されたシンフォギアが撃槍。
暗躍してきたパヴァリア光明結社はここに瓦解し、その残党は、各国機関の活躍によって追い詰められていくのであった。そして――追い詰められているのはパヴァリア光明結社だけではない。
かつての超大国アメリカもまた、日本に向けた反応兵器の発射事実を非難・追及され、国際社会からの孤立を招いていた。
閉塞した状況は、新たな世界規模闘争の火種にもなりかねないため、速やかなる政治的解決が望まれているが、複雑に絡む国家間の思惑は軋みをあげるばかりで、遅々として進んでいない。
当該国である日本も、アメリカとの協調政策を打ち出して関係修復をアピールしているものの、どこかうすら寒い表面的なムードに終始して、局面打開には至っていない。
いまだ見えない世界の行く末。さらに、張りつめた空気はここにも。都内ランドマーク各所が一望できる、デートスポットとしても人気の大観覧車のゴンドラに乗っているのは、私立リディアン音楽院に通う高校生、立花 響と小日向 未来。
ふたりが手にした鯛焼きは白玉入りであり、絶品。甘すぎず、まるでぜんざいもかくやという口当たりの餡は申し分が無かった。
それでも、ふたりの間に緊張が走るのは、何の気なしに未来が響に発した、問い掛けに始まるものであった。返答に窮した響の胸の奥にあるものは、果たして。
過去から現在に向けて紡がれたいくつもの物語は、XVに集束していく。聖骸を巡る攻防は、どこまでも真夏の只中。はじける湖面を舞台に、少女たちの歌声が輝きを放つ。
各話一覧
第1話:「」
第2話:「」
第3話:「」
第4話:「」
第5話:「」
第6話:「」
第7話:「」
第8話:「」
第9話:「」
第10話:「」
第11話:「ハジメニコトバアリキ」
声優
- 立花響:悠木碧
- 風鳴翼:水樹奈々
- 雪音クリス:高垣彩陽
- マリア・カデンツァヴナ・イヴ:日笠陽子
- 月読調:南條愛乃
- 暁切歌:茅野愛衣
- 小日向未来:井口裕香
- エルフナイン:久野美咲
- 風鳴弦十郎:石川英郎
- 緒川慎次:保志総一朗
- 藤尭朔也:赤羽根健治
- 友里あおい:瀬戸麻沙美
- ヴァネッサ:M・A・O
- カリオストロ:蒼井翔太
- ミラアルク:愛美
- エルザ:市ノ瀬加那
- 風鳴八紘:山路和弘
- 風鳴訃堂:麦人
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